連載:高校野球2025・夏の地方大会「エリア別大展望」

高校野球「実力校ランキング・25年夏」東東京編 ノーシードの常連2校を含む“5強”による争いか

上原伸一
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2011年夏を最後に甲子園から遠ざかっている帝京。名門復活へ、主将を務める梅景はキーマンの1人だ 【YOJI-GEN】

 7月5日に東東京大会が開幕する。センバツに出場した二松学舎大付と昨夏の代表校・関東第一が、春の都大会でいずれも初戦敗退に終わったこともあり、今年は例年以上に予想の難しいところがある。東京を拠点に高校野球を追い続けるライターの上原伸一氏は、ノーシードから甲子園を目指すその2校に加え、名門復活にかける帝京、春の都大会を制した東亜学園、都立の星・小山台が5強を形成すると見る。

2011年以来の甲子園を目指す帝京は投打の「顔」が確立

二松学舎大付はノーシードで夏の大会に臨む。1番打者の入山とともに打線を引っ張るのが、センバツでホームランを放った永尾だ 【写真は共同】

 今年の東東京は混沌としている。春はセンバツ帰りの二松学舎大付と、昨夏の優勝校で甲子園では準優勝だった関東第一が揃って初戦敗退。大きな話題となった。
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著者プロフィール

1962年、東京生まれ。外資系スポーツメーカーなどを経て、2001年からフリーランスのライターになる。野球では、アマチュア野球のカテゴリーを幅広く取材。現在はベースボール・マガジン社の『週刊ベースボール』、『大学野球』、『高校野球マガジン』などの専門誌の他、Webメディアでは朝日新聞『4years.』、『NumberWeb』、『ヤフーニュース個人』などに寄稿している。

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